韓流ドラマ

一昔前なら韓流ドラマと言えば

青春を思い出したい淑女たちがハマる、

 

彼氏or彼女が病気or記憶喪失で死ぬor別れるのが

定番の恋愛モノだと思っていた

 

で も

今の韓流ドラマは宝の山である事を知り

 

自分が歳とっただけ…?久しぶりに夢中になれた

 

まずイケメンがすぎる。漫画みたい。

みーんな絶対お化粧しているけど

顔が異常に整っている。

 

そして演出が上手いというか王道。

個人的に韓国の方々は感情豊かなイメージがあり

それが演出にバチっとハマっている気がする。

 

 

私が最初にハマった韓流ドラマは

韓国の十八番である恋愛もの。

 

「愛の不時着」や

「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」とか。

 

楽しかったな〜

 

そして友人に勧められて最近観たのが

「この恋は不可抗力」

 

目当てはスーパーイケメンのロウンという俳優。

 

設定はありえないほどぶっ飛んではいる。

呪術で好きな人と結ばれる?

主人公が選ばれし者?

相手役のスーパーイケメンとは

前世からの恋仲だっただと?

 

それでもロウンがイケメンすぎて悶絶するんだけどね

 

設定なんかどうでもいいから

とにかくドキドキするシーンが待ち遠しい笑

 

完全なるBBA…

 

私なら呪術で自分を美人なお金持ちにして

人生楽しむけどな。

わざわざ今好きな人と結ばれなくても…

 

と思うあたり心が汚れている事も再認識。

 

そして、もっと面白いものはないかと探した結果

大ハマりしたものが2つ。

 

一つ目!

「恋慕」

 

スーパーイケメン、ロウンの他の作品が見たくてチョイスしたもの。

 

これにはすっかりハマりたちまち寝不足に。

 

ジャンルは恋愛×時代劇

 

双子の兄に成り代わった妹が男として生き

王子から王様になっていく話。

 

主演の女優さんとロウンが本当にもどかしくて

それが最高に心をくすぐられるっ

さすが韓流!!!

恋がしたくて堪らなくなった

なんで韓流の男性ってあんなに優しいの?笑

 

曲も好きだったな。

最後はハッピーエンドで本当に良かったと思えた作品なのだが、原作の漫画では悲恋らしい😭

誰か漫画の結末を教えておくれ…

 

 

 

ハマったドラマ2つ目!

 

「ウヨンウ弁護士は天才肌」

 

タイトルの通り法廷モノのドラマ

これ本当に好き。最近で1番ハマった。

 

主人公ウ・ヨンウは

恋慕でも主人公を務めたパクウンビンさん。

大学もロースクールも首席で卒業

司法試験もほぼ満点を採った天才で

自閉症スペクトラムの持ち主という設定。

 

男手一つで育てられたウ・ヨンウは

お父さんが作ってくれるキンパ、その名も

ウ・ヨンウ巻きを毎日食べ

クジラやイルカをこよなく愛し

正規採用を目指して仕事を頑張る新米弁護士

 

他の法廷モノとは一線を画す理由。

それはドラマの世界観が

どこまでも優しいところにある。

 

ヨンウはびっくりするのが嫌い。よって、

予期せぬハプニングに対して非常に弱い。

 

満員電車に乗る時も

全てがいちいち気になって落ち着かない。

そんな時はヘッドフォンから流れる

雄大な鯨の鳴き声を聞いて

気持ちを落ち着かせるのだ。

 

この手法、個人的にとても気に入った笑

狭い電車でどこまでも続く大海原で優雅に泳ぐ鯨になれるのだ。なんと気持ちの良い朝になるんだろうと思ってしまった。

 

そして、毎朝会社の入り口に立ちはだかる

回転ドア

 

それはヨンウの意思関係なく動き続ける恐怖の扉

 

ヨンウではなく、

扉のタイミングに合わせないと通れない

最難関の場所なのだ。

 

ドラマを観ていて個人的に思ったのは

自閉症スペクトラムを持つ人は

全て自分のタイミングじゃないと不安になるんじゃないか、ということ。

 

そんな繊細な主人公の周りには

とにかく優しい人たちで溢れている。

 

最初は疎ましく思っていたはずなのに

気づけばヨンウの扱い方がとても上手で

突拍子のないタイミングでも最後までキチンと話を聞いてあげる上司。

 

ロースクール同期で同じ事務所に入り

表面上はウザそうな対応をしていても

結局助けずにはいられない同僚弁護士女子。

 

自分が1番じゃないと気が済まず、

ヨンウを貶めようとしていたが結局ヨンウ側につく

これまた同僚腹黒弁護士男子。

 

そして

どこまでもヨンウを愛おしく思い

とことん優しい職員男子。

 

この職員男子。絶対何かウラがあると思ったのに

ほんっとうに優しいのだ…

ヨンウと男子の微笑ましいやりとりを見ていて

心がほぐれた。こちらまで優しい気持ちになってくる。

 

とにかくこのドラマの凄いところは

心が浄化されていくところだ。

 

法廷モノは大抵サスペンスに分類されるけど

ウ・ヨンウ〜は人間ドラマに入ると言える

 

実際の弁護士の仕事や

自閉症スペクトラムの生活は

こんなに上手くいかないと思う。

 

想像以上にもっともっと大変だと思うけど

周囲を優しい世界に変えて(しかも無意識に)

懸命に邁進するヨンウをつい応援したくなる。

 

ドラマ後半、というか最後の方でヨンウは

「自分の人生は価値があって美しい」

と言い切る場面がある。

 

子を持つ親として

これほど心強い言葉はないと思った。

 

懸命に人生を生きる人は

こんなにも輝かしいのかと。

 

このドラマが好きなら

是非映画WONDERも観て欲しい。

涙腺崩壊するけど、晴々とした気持ちになれるよ

映画は韓流じゃないよ。

 

いいもの観たわ〜

韓流、おもろいわ〜